ディスタンスゲームの基本ルール
本文ではDog Sports Friends=DSFと略します。
1)コート入退場についてお願い
犬同士のトラブル回避にため「入場」はDSF本部テント側とし「退場」はその反対側からとします。
本部からのチームコール後、自分の前に競技したチームが犬を係留し、
完全に退場したのかを確かめてから入場してください。また最終キャッチをした後は、まず係留を優先してください。
コートエンドを跨いでの退場ではなく退場口からの退場を心がけてください。
2)スタート前、各カテゴリーのスローイングエリア内に犬と人と共にセットアップし、スタートの合図を待ってください。(スローイングエリアは各カテゴリーコート図参照してください)
3)スターティングクラス、トライクラス、ミドルクラス、リトルクラスはスローイングライン内のどこからでも投げることができます。プロクラスのみ、OBラインの外周に沿った10m幅のスタートライン手前からのスタートとなります。※プロクラスに於いては目安のコーンかパイロンを立てます。
4)Ready GO!がスタートの合図です。(タイムカウントは録音されたものを使用します。)スタートコール前やコール途中に犬がスタートラインを越えた場合、及びスローをした場合ファールとなりポイントが無効となります。また、プレイヤーがラインを踏んで投げた場合もフットフォルトとなり、無効となります。
5)ポイントは犬がディスクをキャッチした時点で発生するものとし、その判断はジャッジがします。(PROクラスのみスタートライン内側まで持ち帰りポイント発生とする。空中キャッチ偶数ポイント、ランニングキャッチは奇数ポイントとします。)終了時はブザーがなります。終了のブザー前に投げ手から離れたディスクは、犬がこれをキャッチすればポイントとしてカウントします。有効かどうかはジャッジが判断します。
6)ヒート中の犬については参加はOKですが、受付時に申告してください。(基本的にはカテゴリーの最後に回っていただきます)
ヒートのためのキャンセルも受付時に申し出てください。
7)直前に順番を代えて欲しい、犬の変更、プレイヤーの変更など、他プレイヤーの進行の妨げとならないようご配慮をお願いします。
FRIENDS CUP及び本大会は、スロワーの所有犬のみ出場可能。レンタル犬ではプレイは出来ません。ご了承ください。
8)使用ディスクに関して
犬の安全性を考慮して以下のディスクの使用に限定します。
(ディスク以外の犬用おもちゃ、布ディスクについては本部が認める安全なものならOKです)
9)決勝ラウンド(順位決定)
同ポイントの場合、2Rの1投目が基準とさせていただきます。
例:A者 1投目6ポイント B者 1投目8ポイント
B者が上位とさせていただきます。この場合でも、同ポイントの場合は2投目を基準とさせていただきます。
10)ペアゲームについて
ペアゲームの基本ルールはミドルクラス同様のルールとします。
気象状況でミドルルールで行うことが不可能な場合は、特別ルールとなりスターティングクラスルール及びトライクラスルールに変更となります。
男性同士のペアは禁止とします。
FRIENDS CUP時のペアゲームは、レンタル犬不可とします。
可・不可 Disc例
●HERO DISC ファストバックタイプ108g以下オールサイズ可
※HDX・SDXはアウトレットも含め不可。
●Discovering The Wold・Wham-O FRISBEE 犬用ファストバックタイプ オールサイズ可 フレックスもOKですがEurablendは不可とします。
●HyperfilteのJAWS、Z-discは不可。108g以下のディスクを使用してください。
●J-disc 1番から5番まで使用可
その他アルティメットやディスクゴルフ用のディスク、穴の空いたロングスロー用など、使用できません。
あくまでも、犬にとって安全なものをご使用ください。
ディスクはご自身で用意していただきます。お持ちでない方は本部にて販売もしておりますのでお気軽にお声がけ下さい。
交換ディスクも販売しておりますのでご利用ください。
ディスタンスゲームの競技ルール
1)各カテゴリー共通
競技時間は60秒
時間内は何投でも投げることができます。
交換ディスクは持ち込みは1枚まで(おもちゃ・ボールも同様)
※違うディスクやおもちゃの持ち込みはOKですが交換については犬がスタートラインまでレトリーブするまで、予備として用意されてディスクやおもちゃに触ることができません。(STARTINGクラスは、手に持った状態で呼び込み可能ですが、スタートラインへ玩具やディスクを持ち帰ってから他の玩具を投げる事ができます。ポイントエリア内に玩具やディスクが複数ある場合はファールとなります。)
またコートの外からプレイヤー以外の人が違うディスクやおもちゃを渡すこともNGとします。
(場外に投げてしまった時は、ジャッジの指示に従ってください)
犬から受け取ったディスクやおもちゃをスタートライン内でプレイヤー自身が交換してください。
2)ゲーム中にコート内に入ることができるのは犬1頭とプレイヤー1人とジャッジスタッフとします。
※最多でメインジャッジ、サブジャッジ、ラインジャッジの3名が入る場合があります。スターティングクラスのみ、犬とプレイヤー+付き添い1人が入ることができます。
小さなお子様やご夫婦など、ご両名での参加、ロングリードをつけたままの参加の場合はスターティングクラスにご参加ください。
3)ポイントエリア
ポイント確定は犬の足が4本すべてラインを越えているエリアのポイントとなります。犬の足が1本でも手前のエリアに入ってしまった場合は手前のポイントとなります。
またその判断はジャッジがします。
リトルクラスのコートはTRYコートを使用します。
【全クラス共通】合計ポイントについて:1R+2R合計ポイントで競いますが、合計ポイントが同率の場合は、2Rの一投目のポイントエリアでエリアが遠いチームが上位と致します。一投目で同じポイントエリアの場合は2投目で判断致します。
4)プロクラスのみジャンプキャッチとランニングチャッチの判定をします。ランニングが奇数ポイント、ジャンプキャッチが1ポイント加算で偶数ポイントとなります。
5)各カテゴリー共通事項
フットフォルト
競技開始後スローイングの際、スタートラインを踏むもしくは越えてスローをしたとジャッジが判断した場合、フットフォルトとなりそのスローをキャッチしてもポイントは無効となります。
スタートラインは内側に引くためつま先が乗ったと見えてもフォルトとみなします。
投げ終わった後はラインを越えてもかまいません。次のスローを投げる場合は、スタートラインまで戻って再度ラインを越えずに投げてください。
6)プロクラスについてはパイロンやコーンで示す幅10mがスローイングエリアとなりますが、DSFではリコールとレトリーブの観点からスローイングエリアの内側で受け渡し、投げ出しを行う事を基本とします。
レディーGO!の一投目のみ犬のコーンの外回りはそのスローは無効となります。外回りした場合は一度スタートラインまで呼び込み再度投げ直しを行う事で有効となります。
またスタートコーン の外側よりスローイングエリア内へ戻った場合は、どの位 置からでもかまわないので一度犬の4本足全てがインフィー ルドへ入るように誘導し、再びスタートコーン間よりスロー イングエリア内へ戻し直してから次投を行う。但し、例外 として場外に出たフリスビーを犬が持ち帰るなど、入退場 口を通りスローイングエリアに戻った場合のみ、スタート コーン間の戻し直しの必要なく、そのまま次のスローを有 効とする。
※プロクラスのみならず犬がハンドラーの元に戻り、受け渡しをするプレーをDSFは推奨します。
7)本クラブが使用を認めていないディスクを使用した場合、そのラウンドのポイントは無効とします。
8)なんらかのトラブルによってジャッジが競技を止める場合があります。その後の対応はプレイヤーと話し合いによって決定いたします。
9)糞尿行為については練習会ですので、原因を追究することを主眼とします。
※このルールは皆様の意見を尊重し、必要があれば変更していくものとします。
但し、犬との関係性を高める為のルール変更だとDSFが判断した場合とします。
DSFのマナーとモラル
1)公共の公園をおかりしておりますので、ゴミの後始末、糞尿処理を各自でお願いします。
●会場のトイレに犬の排泄物を流さないこと
●会場の水道を使用した犬の洗い流し、また人の食べ残し等を流す事は禁止とします。
●近年メリケントキンソウ(ちくちく草)があちらこちらで増殖し被害がでています。これを防ぐ為、会場に入る前には靴裏チェックしていただき靴の裏に種が無いのを確認していただきますようお願いします。
再び同じ場所で皆様と楽しく遊ぶためのマナーとご認識ください。
2)競技参加犬に関してのお願い
各種の伝染病予防接種並びに狂犬病予防接種等の証明書提出は不要ですが常識の範疇で行動・参加してください。
3)犬同士のトラブル、物品の管理は自己責任とします。自分の犬の安全と管理をお願いします。
当クラブは一切責任を問いません。
4)会場の芝生保護の観点からスパイクやヒールの高い靴等、芝生を傷めるシューズは使用禁止とします。
5)カメラ撮影について
フラッシュ撮影は禁止とします。
DSFに参加してくださる皆様は当クラブの動画公開にご理解をいただいてると認識します。
但し個人的に動画をSNS等にアップロードする場合には映っている人の許可を取りモラルの範疇で公開するよう心掛けてください。当クラブでの撮影を利用しSNS上でトラブルが発生しても当クラブは責任を負いません。
6)競技会場のコートの内側以外はノーリード禁止です。
参加者のコート以外の行動についてDSFから注意することがあります。ご了承ください。
練習時間は設けますのでスタッフの指示に従って行ってください。
競技中、コート横で投げ連は禁止とします。
DSF本部が必要とする場合のみコート外での投げ練習を承諾致します。
出番前にノーリードにして犬にディスクを投げるなどは、他の迷惑だけでなく競技に関係ない来場者とのトラブルの元となりますので必ずスタッフの指示に従って行動してください。
7)軽いディスクでも当たり所によってケガにつながりますので周りに気を配っていただければ幸いです。声をかける等、ご協力ください。
8)呼び戻しが曖昧な犬は、ロングリード着用の上、スターディングクラスへの参加をお願いします。
9) 芝生上、テント内にての煮炊きや調理はご遠慮下さい。
発電機は使用可能ですが、地面に直置きせず芝生から10㎝以上を上げ
使用してください。燃料の補給等は芝生の上で行わないでください。
10)キャンセルについて
基本(普段の練習会や、大会)は、7日前までと致します。
7日以内のキャンセルについては、極力無き様お願い致します。
DSFは皆さんと、皆さんの犬と楽しみながら技術向上を目指す場です。
何卒よろしくお願いいたします。
FRIENDS コート
STARTING
キャッチ時点でポイント確定
競技参加資格 生後5か月より
フルコートに於いてはスタートライン内側すべてをスローイングエリアとします。
ボールやおもちゃの場合は咥えた時点でポイント加算(空中キャッチしなくても加算)
TRY&LITTLE
キャッチ時点でポイント確定競技参加資格生後6か月より
フルコートに於いてはスタートライン内側すべてをスローイングエリアとします。
(空中キャッチで加算)
MIDDLE
キャッチ時点でポイント確定競技参加資格10か月より
フルコートに於いてはスタートライン内側すべてをスローイングエリアとします。
(空中キャッチ加算)
PRO
ランニングキャッチ
奇数ポイント
ジャンピングキャッチ
偶数ポイント
競技参加資格生後10か月より
コーンの内側をスローイングエリアとします。
STARTING コート
- スタートライン内側のどこから投げ出ししていただいてもOKです。
- ジャンピングキャッチの加点はありません。投げた道具が口に入ったエリアがどこかでポイントがきまります。
- スターティングクラスへの参加犬の最低月齢 は生後4ヶ月が経ったパピーから可能ですが、パピーの場合にはおもちゃやディスクのローリングなど犬にやさしいプレーを心掛けてください。
- スターティングクラスはロングリードの着用を認めます。脱走の可能性などがあったり、呼び戻しがちょっと不安といった場合には、着用をお願いします。基本的には初心者及び、調整のためのカテゴリーとなります。
- 付き添いのハンドラーもご一緒にご入場できます。ご家族で楽しめるカテゴリーです。
- 投げた道具をスタートラインまで持って来るレトリーブは問いません。持って帰る途中で犬がおもちゃを落としても、ハンドラーが拾って持ち帰っても咥えた時点でポイント確定です。
※各団体の上級クラス(オープンクラス・スーパークラス・アドバンストクラス)【順不同】の方、若しくは出場された方は、PROクラスでプレイしていただきます様お願い致します。
※各団体の中級クラス( レディースクラス・ウーマンク ラス・インターメディエイト・ユースオープンクラス・S2クラス )【順不同】の方、若しくは出場された方は、MIDDLEクラス以上でプレイしていただきます様お願い致します。
TRY &LITTLEコート
- スタートライン内のどこから投げ出ししていただいてもOKです。ディスクを投げる事が前提です。
- 0mから8mまではポイントが入りません。ディスクを8m以上投げられる方が対象です。
- ジャンピングキャッチの加点はありません。投げたディスクが口に入ったエリアがどこかでポイントが決まります。
- トライクラスへの参加犬の最低月齢は生後6ヶ月を目安とします。パピーの場合は特に成功体験を重ねる事を目的としDSFも推奨します。
- トライクラスはロングリードの着用を認めません。脱走の可能性などがあったり、呼び戻しがちょっと不安といった場合には、スターティングクラスをご利用ください。
- 犬とハンドラーのみがコートに入る事ができます。
※各団体の上級クラス(オープンクラス・スーパークラス・アドバンストクラス)【順不同】の方、若しくは出場された方は、PROクラスでプレイしていただきます様お願い致します。
※各団体の中級クラス( レディースクラス・ウーマンク ラス・インターメディエイト・ユースオープンクラス・S2クラス )【順不同】の方、若しくは出場された方は、MIDDLEクラス以上でプレイしていただきます様お願い致します。
MIDDLE コート
- スタートライン内のどこから投げ出ししていただいてもOKです。ディスクを投げることが前提です。
- 0mから16mまではポイントがはいりません。ディスクを16m以上投げれる方が対象です。
- ジャンピングキャッチの加点はありません。投げたディスクが口にはいったエリアがどこかでポイントがきまります。
- ミドルクラスの参加犬の最低月齢10カ月とします。
- ミドルクラスはロングリードの着用を認めません。脱走の可能性などがあったり、よびもどしがちょっと不安といった場合には、スターティングクラスをご利用ください。
- 犬と反動ーのみがコートに入る事ができます。
PRO コート
- プロクラスにおいては幅10mのコーンかパイロンを置いた内側からのスタートとなります。※競技ルール6を参照
- 0mから16mまではポイントが入りません。ディスクを16m以上投げられる方が対象です。
- 明らかにディスクをとるためにジャンプをしてキャッチした場合、エリアに対し1ポイント加点されます。 ※競技ルールの4を参照
- プロクラスへの参加犬の最低月齢は生後10カ月とします。
- プロクラスはロングリードの着用を認めません。またファールに関しては、厳しく判定いたしますのでご了承ください。
- 犬とハンドラーのみがコートに入ることができます。
フリースタイルラウンドについて
フリースタールの練習ラウンドについては各団体によりルールが異なるためプラクティス・セッションはプレイヤーの意見交換会が基本となります。
1)コート入退場について
呼び戻しができない場合やロングリードをつけての練習は危険ですのでご遠慮願います。
また攻撃的な犬の場合、セッションとしての練習が厳しくなりますので別途の時間を設ける為、事前申告してください。
2)犬の年齢が1歳半を越えるまでは、ボルトトリックを控えていただきたく思います。
3)ハードタイプのディスクの使用を禁じます。
4)曲をかけての練習も可能です。使用楽曲をご用意ください。
もしくは曲名を検索させていただきますので本部にお気軽にお声掛けください。
5)大会経験のない方で、ちょっとしたトリックをやってみたい、見学がしたいと思う方は、お近くでご覧になっていただいて構いませんが犬とプレイヤーの邪魔にならない場所をご考慮ください。
6)特殊なオリジナルトリックなど試合に関わるプレイのウェブ公開を禁じます。撮影をしたい方は、プレイヤーの許可を取ってください。
7)セッションの場合、どの団体への参加か、どんなプレイスタイルかをお互いに知ってからがスタートラインと考えています。
1ルーティンを披露していただくことが最低条件となります。
8)規定時間が各団体のルールによって違いますので、タイムカウントがどこからスタートかは、スタート時にお伝えください。
よってオフィシャルはタイムアップのコールのみとします。
9)練習会につきオフィシャルはタイムカウントと音の管理のみとし、エクスキューションのカウント、またはジャッジングはしません。ご了承ください。
ドッグダンス
ドッグダンスの練習ラウンドについては各クラブや団体によりルールが異なるためプラクティス・セッションはプレイヤーの意見交換会が基本となります。
1)コート入退場について
また攻撃的な犬の場合、セッションとしての練習が厳しくなりますので別途の時間を設ける為、事前申告してください。
2)犬の年齢が1歳半を越えるまでは、ジャンプトリックを控えていただきたく思います。
3)トリーツやフードを使っても構いません。
4)曲をかけての練習も可能です。使用楽曲をご用意ください。
もしくは曲名を検索させていただきますので本部にお気軽にお声掛けください。
5)大会経験のない方で、ちょっとしたトリックをやってみたい、見学がしたいと思う方は、お近くでご覧になっていただいて構いませんが犬とハンドラーの邪魔にならない場所をご考慮ください。
6)特殊なオリジナルトリックなど試合に関わるプレイのウェブ公開を禁じます。撮影をしたい方は、プレイヤーの許可を取ってください。
7)演技タイムは、協議し決定します。
8)オフィシャルはタイムアップのコールのみとします。
9)練習会につきオフィシャルはタイムカウントと音の管理のみとし、トリックの正確さ完成度などの、ジャッジングはしません。ご了承ください。
フライボール
フライボールの練習については各クラブや団体によりルールが異なるためプラクティス・セッションはプレイヤーの意見交換会が基本となります。
1)コート入退場について
また攻撃的な犬の場合、セッションとしての練習が厳しくなりますので別途の時間を設ける為、事前申告してください。
フライボールに関しては練習方法及びコース設定などその都度発表したいとおもいます。